世界中から集めたミュージシャン歴史的写真コレクション
2011年08月05日人類の歴史の中で人々を結びつける最古で最強の役割を担ってきたのが音楽だが、西欧以外に地域社会で発展した音楽についてわれわれはほとんど知らない。こちらに紹介するのは、音楽家サム・ベネットのフリッカー画像集から抜粋されたもので、世界中から時空を超え集められた音楽制作風景をとらえた記録画像の数々です。
明治時代における日本の四十奏団
沖縄そばという人物が投稿した画像は、19世紀の後半から20世紀のはじめの日本の様子を映し出している。オリジナルの画像は1901年ごろに撮影されたもので、誰が撮ったものかは不明。日本における4人のミュージシャンを映し出している。これは立体的に構成された画像の一部で、複数の写真を交互に映しだすアニメーションGIFを見てみると、写真家がどのように思いを巡らしていたのかが想像できそうだ。
ダンスを踊る修道僧(エジプト、カイロ1910)
ルテニア人とユダヤ人で構成される村の楽団(1895)
中国人音楽家をとらえたポストカード
インド人曲芸師1900?
エジプト
ハンガリー
メキシコのピクニック
ストリートミュージシャン
画像では2人の男性が干草の上に座り、物置もしくは馬小屋の外で楽器を弾いている。一人の男はギターを弾き、もう1人はチェロのような楽器を扱いながら、同時にカズー(口にくわえて演奏する笛)を演奏している。
写真を使ったポストカード
写真の裏面にはこう書かれている「こちらは私と末っ子のバート。髪を刈りあげ髭を剃ったわれわれは二人とも老人のように見える。横顔になっているのが私」
フィンランドのミュージシャン?1910 - 1915
ストリートミュージシャンが「ハーディガーティ」と呼ばれる手回しオルガンを弾いている。
セントマークスプレイス
ソニー・クレイの黒人バンドがシドニーに到着1928年
バンドがシドニー港に到着し、新しく作曲された「オーストラリアン・ストンプ」をダンサーたちと共に演奏している。良い評価を受けたにも関わらず彼らは襲撃を受け、国外追放させられることになった。その後、1954年までアフリカ系アメリカ人バンドはオーストラリアへの立ち入りを禁じられた。ライブラリーには、入国が解禁になって初のアフリカ系アメリカ人エンターテイナーとなったルイ・アームストロングの画像が残されている。
>>Rare Early Photographs of Musicians Around the World
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