5万個のグミベアで制作された「THE GUMMY BEAR DRESS」

2012年07月09日

グミベアというあの中毒性のあるクマのグミは食べるために製造されており、食べる事がもっとも最前の方法であるのは覆す事のできない事実です。だが、ファッションスタイリストの Hissa Igarashi（ヒッサ・イガラシ）と Sayuri Marakumi（サユリ・ムラカミ）は、多くの人が想像すらしなかった事をアレグザンダー・マックイーンの鮮やかなドレスに触発され、敬意を払ってこの50,000個のグミベアを使った「THE GUMMY BEAR DRESS」を制作した。

このドレスは重さ220ポンド（100キロ）のドレスに50,000個ものグミベアからなるカラフルなもので、制作に3週間、撮影に5時間もかかり、最終的にモデル Jessica Pittiにあわせて完成したというから驚きだ。また、ドレスを動かすには大人3人掛かりだったいう事だが、彼女達はつまみ食いを我慢できたのだろうか。

このドレスが掲載された創刊号『TWELV』誌は、最新ファッションとカルチャーに焦点を当てた次世代ファッションマガジンとして今年5月終わりに創刊された。編集長を務めるのはニューヨークでファッションエディターやスタイリストとして活躍するJoe McKenna（ジョー・マッケナ）に師事した文化服装学院卒業のHissa Igarashi（ヒッサ・イガラシ）という事にも驚かされる。「かっこよくなるために『かっこよく生きる』」という新しいムーブメントの創出を掲げ、ニューヨークを皮切りにLA、フランス、イギリスに続き日本語翻訳付きで国内に上陸してくる。ちなみに500部限定という『TWELV』誌の創刊号の日本発売は、Amazonで見ると6月27日ごろから販売がスタートするので気になる方は予約おすすめです。

5万個のグミベアで制作された「THE GUMMY BEAR DRESS」