沈められた米海軍艦船ホイト・ヴァンデンバーグを使った海中展示

2011年08月31日
沈められた米海軍艦船ホイト・ヴァンデンバーグを使った海中展示
第2次世界大戦にも使われた米海軍艦船「ホイト・ヴァンデンバーグ」を、海中展示場として使用したオーストリアの写真家アンドレアス・フランキのプロジェクトが話題になっています。会場となったホイト・ヴァンデンバーグは世界で2番目に大きな人工漁礁として、ダイビングや釣りの名所になることが期待されていました。

ホイト・ヴァンデンバーグは重さ1万7250トン、全長160メートル。フロリダ州南端のキーウェストから約11キロ沖合いのフロリダキーズ国立海洋保護区の海上で、艦体側面と甲板に穴を開け、艦底に爆発物を仕掛けて沈められました。860万ドル(約8億3000万円)をかけたこのプロジェクトには、付近の自然珊瑚礁に与えるダメージを減らす狙いがあるそうです。

沈められた米海軍艦船ホイト・ヴァンデンバーグを使った海中展示

作品「Vandenberg:Life Below the Surface」は陸で撮影された写真とホイト・ヴァンデンバーグの写真を合成し、厚さ3mmのケースに入れて展示されているようです。また、船体に傷をつけない様に協力な磁石によって取り付けられている。

沈められた米海軍艦船ホイト・ヴァンデンバーグを使った海中展示

沈められた米海軍艦船ホイト・ヴァンデンバーグを使った海中展示

沈められた米海軍艦船ホイト・ヴァンデンバーグを使った海中展示

沈められた米海軍艦船ホイト・ヴァンデンバーグを使った海中展示

沈められた米海軍艦船ホイト・ヴァンデンバーグを使った海中展示

沈められた米海軍艦船ホイト・ヴァンデンバーグを使った海中展示

今後、「The Vandenberg - Life below the Surface」で、作品が見る事が出来るそうだが、現在はcoming-soonとなっている。ちなみに、メキシコ湾では2006年にも米海軍の空母「オリスカニー」(3万2000トン)がフロリダ沖に沈められており、ヴァンデンバーグはこれに次いで2番目に大きな人工漁礁となっています。

Photo Exhibition Held at a Shipwreck 93-Feet Deep in the Ocean



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