ペットボトルの大小様々なキャップを使って自画像を製作(4枚)
2011年09月27日シカゴに拠点を置いて活動するアーティスト、マリー・エレン・クロトーは、数千個の再生プラスチックボトルキャップを利用して自画像を製作した。彼女は自身のことを政治的な側面を持ったアーティストだと考えており、自身の作品を使い、人々が異なる視点から物事を見るように促すことを目的としている。
今回、彼女は閲覧者に認識してほしかったことは、日常の生活の中でのボトルキャップの存在を認識することと、それらがリサイクルされることがとてもまれであることだ。
ローマニアの彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシのモダニズム作品に触発され、不安定にそびえ立つ列を作ろうとプラスチック製のボトルのキャップや錠剤のビンのキャップを積み重ねた。そして小さいキャップが大きなキャップの間に収まることで、まったく新たな色の組み合わせを生み出せることに気がついた。このことが彼女に色の形だけで写実的な肖像画を製作する、チャック・クロースの作品を思い起こさせた。
この小さな発見を機に、彼女はプロジェクトを大幅に変更し、プラスチックのボトルキャップを使った肖像画に取り組んだ。
彼女は影の部分以外には塗料を使用せず、狭いスペースに収めるためにいくつかのキャップにトリミングが施されているだけで、色違いのボトルキャップを組み合わせることにより、様々な異なる色のトーンを実現した。彼女の8フィートの高さと7フィートの幅の最高傑作は、注目に値するエコアートの実例であり、人々にプラスチックのボトルキャップのリサイクルについて考えさせる好機を提供するだろう。
≫Artist Creates Self-Portrait with Thousands of Plastic Bottle Caps
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