使い捨て需要が生み出した世代を写す「All I Own」プロジェクト

2012年02月26日
使い捨て需要が生み出した世代を写す「All I Own」プロジェクト
フォトグラファーSannah Kvistは「All I Own」と題されたプロジェクトを実行するため、1980年代にスウェーデンで生まれた友人達の部屋を訪ね、彼らの財産(荷物)を部屋の片隅へ全て積み上げてもらい、ポーズをとってもらうようお願いした。このプロジェクトは、私たちが消費しては捨てるという絶え間ない需要の中で、どれくらいすばやく所有物を確認出来るか示しています。

そして1980年代生まれ以前の人々、例えば親の世代とは違い若者は自分の所有物に関心がなくなってきており、切っ掛けさえあれば比較的容易に新しい物と取り替えたり、捨てる事が出来るようになってきている。もし、親の世代が同じプロジェクトを実行するならば、荷物は部屋の一部だけに留まらず通りに溢れてしまうであろう事を示しているそうだ。

世代が進むにつれ、物を大切にするという意味や意識が絶え間ない需要の中で大きく変わってきているのかもしれません。それはスウェーデンだけでなく、世界中で起きている現象だと気づかされます。

使い捨て需要が生み出した世代を写す「All I Own」プロジェクト

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消費社会の神話と構造

All I own



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