終わりとは美しいのか腐敗した野菜の最後「AFTERLIFE」シリーズ
2012年05月02日腐敗した食物のいとわしい美を写した「One Third」は、国連食糧農業機関(FAO)の推計で約3分の1、年間にして約13億トンに達する世界の食物の多くが廃棄されているという事実によって奮い立たされスタートが、エストニアで2番目に人口の多い都市であるタルトゥで生まれ育ったHeikki Leisが撮影した「AFTERLIFE」シリーズは食物の最後を見事に表現している。
彼は2000年頃からフリーのアーティストとして活動しているが、2004年以降からはフォトグラファーとしての活動を中心に活動している。現在、話題を集めている「AFTERLIFE」シリーズは、腐敗した野菜のマクロ写真を使い最後を表現しているのだが、この不気味さ、厭わしさは特別だ。
≫When Rotting Vegetables Become Otherworldly Landscapes
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