フランスで24時間焼きたてバゲットが食べられる自販機登場
2011年09月21日北東フランスのパン屋は、24時間自動で稼動するバゲット販売機を自身の所有するパン屋の隣に展開している。通常、自動販売機はいつでも購入できるようにと、保存期間の長い加工食品を扱うが、フランスでパン屋を営む起業家がパリとオンブール・オーに所有するベーカリーの隣に、24時間自動でバゲットを販売する自動販売機を設置した。
ジャン=ルイ・ヘクト氏は自身の所有するパン屋の2階に住んでおり、たびたび店を閉めた後にパンを買いに来る人々に邪魔をされたことからこのアイデアを思いついた。
5000ユーロの製作費用を要した自動販売機に投入されるパンは部分的に焼かれており、お客の注文に応じて焼きあがる。これで焼きたてのバゲットが数十秒でお客に提供できるという事だ。1本のバケットの価格は1ユーロで、販売機が導入された1月には1600本のバケットが販売され、7月には4500本のパンが売れた。
「これはベーカリーの明日の姿で、顧客のニーズへの答えだ。これで夜間や早朝に働く人々が新鮮なパンを購入できる。私にとってこれは公共事業なんだ。」とヘクト氏はAP通信に対し語った。
Raw Video: French Bread From a Vending Machine
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