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イスラエルの立法府、猫の「爪切除術」を禁止する法案を可決

2011年12月13日
イスラエルの立法府、猫の「爪切除術」を禁止する法案を可決
11月28日、イスラエルの立法府は医学的根拠なくして猫の爪を除くことを禁止する法案を満場一致で可決しました。もし、違法に処置を施した場合には1年以内の懲役又は、約2万ドル(7万5000シェケル)の罰金を科される事になった。「猫の爪を除く」というのは少し紛らわしいかもしれないが、簡単に言うと爪を生えなくする手術「爪切除術」と呼ばれる。

爪切除術では獣医によって第二指骨が見える位置まで爪の生える部分を切除します。この爪切除術を反対する者達によると、猫は歩行する際には足の指/爪を使用し、この手術を人間に例えると指先を切断する行為、もしくは、3番目の指関節と同等だという。

イスラエルの法案では、医学的合併症を防ぎ、猫自身を守る事になると記述されている。

この爪切除術は北米以外ではあまり一般的ではなく、ヨーロッパ、オーストラリア、トルコ、ブラジル、および他多くの地域で禁止されている。主な目的として飼主の家具を保護するために行われ、アメリカの猫の約25%が爪切除術を施されていると推定されます。

アメリカの殆どの地域では合法ではあるものの、カリフォルニアの一部地域では(野生の猫、エキゾチックアニマル等)いくつか条件付きで違法な地域もある。猫の引っ掻きはテリトリーをマークする為に行われており、一部の動物には特定の場所を引っ掻くよう教え込む事もできる。また、定期的な爪切りで大きな損害を押さえる効果もある。

いくつかの研究は、爪を除かれた猫がテーブル上にジャンプしたり、頻繁に噛みつく問題行動を示す可能性があることを示しました。また、他の研究では爪を除いた後、猫の20パーセントが感染症や合併症を経験した事が分かったとそうだ。



この愛らしくも不可思議な隣人

Israel Bans Cat Declawing. Punishment: One Year In Prison, $20K



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